空想劇場

2011年/105分/日本/ドキュメンタリー映画
歌はへた、踊りもいまいち、でもなんだか感動する。
「若竹ミュージカル」のおもしろくて心地いい、不思議な世界へご案内!

舞台は小さな森に囲まれたかつての学び舎。特別支援学校の卒業生が学び舎に集まって、ミュージカルをつくりあげています。
ダウン症や知的障がいを持ちながら社会に出たみんなが孤立することなく、より豊かな人生を送れるようにと生まれた「若竹ミュージカル」。
演目は名作「サウンドオブ・ミュージック」「ウエストサイド・ストーリー」「屋根の上のヴァイオリン弾き」。ひとつの作品を2年も3年もかけてつくりあげながら、歴史や戦争、そして恋を知り 自分の生き方を考えます。サポートする側だった保護者や先生も舞台に魅了され、みんなでつくりあげていくプロセスのなんとプロフェッショナルなことよ!

「特別に何か起こるわけではありません。でもなんだかわからないけどおもしろくって心地いい。不思議な気持ちになるんです」(金 聖雄)

予告編