SAYAMA みえない手錠をはずすまで

2013年/105分/日本/ドキュメンタリー映画
泣き、笑い、怒り。 
冤罪を背負いながらも、日々を凛と生き抜く夫婦の物語。
1963年5月1日、埼玉県狭山市で起きた「狭山事件」。獄中32年、仮出獄から20年以上(映画制作時)の今も、殺人犯のレッテルを背負いながら無実を訴え続ける石川一雄さん。冤罪を強いられた人生を受け止めて、「不運だったけど、不幸ではない」と真っ直ぐに歩む。そんな石川一雄さん、早智子さん夫妻に出会い、映画は生まれた。幸せとはなんだろう。愛とは? 友情とは? 正義とは? ふたりの日常が問いかけてくる。
第69回毎日映画コンクールドキュメンタリー映画賞、第89回キネマ旬報文化映画ベストテン第3位。

「暗闇の中でスクリーンからはね返る光りが観る人の目に届いたとき、それぞれの思いと映画が重なり合い、大きな力が生まれます。その力が石川さんの無罪につながると信じています」(金 聖雄)

予告編